60㎡昭和ハウスのハイスペック大革命e-no Cabin
昭和コンパクトハウスを快適安心の終の住処へ
✔️木造平屋建 | 延床面積60.20㎡
利用補助金
✔️耐震改修補助金
✔️窓リノベ補助金
✔️こどもエコ補助金
✔️住宅ローン控除
夫婦の終の棲家は、足るを知る小さな平屋
子どもたちが独立し、ライフスタイルの変容期を迎えていた横田さんご夫婦
家族の時間から、これからはふたりの時間を丁寧に楽しむ暮らしへ。
そんな時に目をつけたのが、延べ床面積54㎡・2DKの小さな借家でした。
昭和の面影のまま忘れ去られたような小さな平屋。
このコンパクトさが、これからの2人暮しにちょうどよい。
目指したのは、小さいけれど、どこよりも豊かで安心な住まい。
夫婦ふたりの“これから”の暮らしに合わせてフルリノベーションしました。
コンパクトだからこそできる、贅沢な住み替え
昭和の住宅のリノベーションといえども「機能面・安心面・快適さ」は一切妥協していません。
✔︎耐震性能:上部構造評点1以上
✔︎断熱性能:等級5相当
気密性や断熱という概念のない昭和の建物では
部屋と廊下での温度の格差が大きな問題になります。
住まいの中におけるヒートショック関連の死亡者数は年間約1万7千〜2万人と推計され、交通事故の約2〜3倍以上にのぼります。家庭内事故の死亡者の約9割が65歳以上の高齢者で、特に冬場の脱衣所・浴室での溺死・溺水が最も多く、住宅内の寒暖差が深刻な原因となっています。
大きな事故にならずとも日々のストレスや心身への負担なく快適に。
団塊世代の住まいづくりでは特に大切なポイントです。
コンパクトなサイズだからこそ、
予算を絞りながらしっかりと見えないところまでこだわれます。
おばあさまから受け継いだ豊かな庭を愛でる暮らし
この家の南東には、蝋梅、紫陽花、もみじ。
お茶を嗜まれていたお婆さまが大切に育ててきた茶木が立派に育った庭がありました。
もともと水回りなどで閉じられていたこの庭を暮らしの中心に。
庭に向かった大きな窓は、天井高いっぱいまで光を取り込み、部屋へ入った時の視線をお庭へ導きます。
建物の約半分を占める、15畳のLDKへはそのままウッドデッキへと続き
穏やかな四季が、暮らしの中へ浸透します。
リビング部分は、南に6平米増築したことで天井に高低差が生まれ
間接照明がシックな色で纏められられた室内を優しく照らします。
たった6平米。これは、“広くする”のではなく、“豊かにする”ための設計。
大人のための秘密基地
「漫画を思いきり読める、こもれる場所がほしい。」
ロフト空間はだんなさんの夢の空間でした。
屋根形状を変更し実現させ、結果として空間に立体的な広がりが生まれました。
ここは、大人のための秘密基地。
昭和ハウスを、朴訥なキャビンへ
外壁には風景に馴染む焼き杉をメインに、湿気で痛みやすい北側はガルバリウム合板を使用しました。
形状を変えた屋根にも日本瓦を葺き替え、素朴で風景に馴染む外観に仕上げました。
豪華さよりも、大切にしたのは素材感や全体のトーン。
シックでアンダーだけどどこか柔らかくて暖かみを感んじるのは
タイルや壁紙など、グレートーンをベースに木や布の素材をバランスよく配しているからです。
- 仕様
- 床:
- アカシア無垢材
- 西洋桜無垢材
- タイル
- タイルカーペット
- 壁:
- シナ合板 オイルフィニッシュ
- エコカラット
- タイル
- 天井:
- シナ合板
- 設備
- 乾太くん
OUTLINE
| PJ title | e-no Cabin |
|---|---|
| Place | 香川県丸亀市 |
| Building type | 個人邸 | 木造平屋建 | 延床面積60.202㎡ |
| Complete | 2025.10 |
| Director | 平宅正人 |
| Designer | 平宅正人 |
| Construction | 山口工務店 |
| Photo | しわく堂 |



