Colum「すきコト妄想茶会 〜 あのヒトと」 島崎 ふみ子編
あなたの「好きをかなえるための妄想茶会」はじまりました
暮らしの中の「あったらいいな」を建築とデザインとクリエィティブのチカラで叶えるしわく堂がご案内する妄想茶会。
「好きを仕事に」をコンセプトに自分らしく輝いている女性に亭主になっていただき、好きを仕事にするヒントを探っていくコミュニケーション型のお茶会です。
第1回目の亭主には『好きを仕事にするプロ』島崎ふみ子さん
第一回目の亭主を務めていただいたのは島崎ふみ子さん。専業主婦から雑貨屋をはじめ、地域に根差し、自分の感性をたよりに多角的に事業を展開する、まさに『好きを仕事にするプロ』
開催場所は、現在観光や地域再生で盛り上がる三豊市仁尾町にある、彼女が2拠点の目の暮らしの場に選んだ元床屋の素敵な古民家です。
お茶会当日は小春日和の某日。会場となる彼女の古民家まで参加者のみなさんと仁尾町の風情ある街並みを歩きます。
『親しい方を招くようにおもてなししたいの』お茶会の席は島崎さんの暮らしの中心である『お台所』です。
食に関わる彼女のお台所は、彼女の審美眼に叶った暮らしの道具が並びます。
「カチっ」昔ながらのガススイッチを回して湯を沸かし珈琲を丁寧に淹れていきます。シュワシュワと湯気と珈琲のアロマに満ちる空間。この日のお茶菓子は観音寺市にあるパティスリーPâtisserie KOGU のモンブラン。島崎さんがイベントを企画され出した初期からの仲間でありご友人のお店。愛媛県産とフランス産のマロンクリームをブレンドしてお作りした絶品クリームをたっぷりと使用したモンブランは、島崎さんのおもてなしには欠かせない逸品だそう。
集まった参加者の方たちも一期一会。一人一人自己紹介していただきました。県内外から幅広い年齢層の方が参加されていて、みなさんそれぞれに抱える背景は違っても共感する部分や、気づきのあることも多かったよう。真剣に聞きすぎで珈琲を戴くことも忘れてしまうほど。「どうぞ冷めないうちに」と島崎さんが勧めてくれる一コマも。
それぞれの想いや悩みに、ひとつひとつ島崎さんの考え方を伝えていきます。「死ぬ以外なんてことはない、死ぬ時に後悔したくない。」「引目を感じてはいけない。心のままに。」「とにかく動く!動かなければ運はついてこない。」彼女のブレない言葉は、参加者のみなさんの心に強く響いたようです。
あっという間の2時間。時には涙あり、笑いあり。短いながらも濃縮した時間を共有し、皆さんの軽やかな顔つきが印象的でした。
お茶会の後は、歴史感じる路地を抜けて、地域で多岐にわたる活動をされている今川宗一郎さんのお店「宗一郎豆腐」へ。
この日のためだけの豆腐ラーメンランチ。作ってくれたのは三豊の魅力に触れ沖縄から移住してきた宮城さん。彼もまた、これから若者達のコミュニケーションの場を作りたいと動き出しているところです。そんな彼の話にもたくさん刺激を受けた時間でした。
「自分を好きになりたいと思った」「前向きな気持ちに切り替えることができた。」「迷いながら進んできたが、このまま進んでよいのだと背中を押された気持ちになれた」とたくさんのお言葉をいただきました。小さな一歩が自分らしい生き方に続く大きな一歩に。皆さんのこれからも応援しています。
島崎さんからいただいた言葉は「心のままに」