サッカーコートで暮らしたい Rabona
サッカーコートで暮らしたい
休みの日は親子で地元クラブチームの練習に行き、平日も家でサッカーの練習をするのが日課だった西森さん家族。
アパート暮らしの手狭さや、周りを気にせず開放的な生活がしたいとの想いから新しい暮らし造りが始まりました。
今回の計画の最大の特徴は、子供達がいつでも気兼ねなくどんな天気の時でもサッカーの練習ができるように前庭(外)と子供部屋(内)をオープンに繋げた、広々としたサッカーコートがある事です。
コートの壁は壁当ての練習にもなりながら平屋の生活に重要な目隠しにもなっていて、視線を気にせず家族や仲間たちと伸び伸び暮らせる日常の場所をきっちり確保してくれています。またサッカーコート自体が南面に大きく開放されていることで光や風を取り込んでくれたり、寝室とLDKの間の音の問題を軽減してくれたり、将来必要に応じて間取りを変えれる場所になっていたりと、様々な住宅としての課題を同時に解決してもらいました。
このサッカーコートを中心にコミュニケーションが生まれ、楽しい笑い声が聞こえてくる、そんな風景になるように。
近居という暮らし方
親元を離れて遠方で暮らす住まい方や、地元で同居しながら高い密度を持って暮らす住まい方に対して、
スープの冷めない距離で互いに独立して住み、子育てや地域の行事を共に行う事の出来るのが「近居」という選択肢。
本計画は主人の実家近くの田んぼを造成し100坪を超える土地を取得したところから始まった近居の形の一つです。
OUTLINE
PJ title | Rabona |
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Place | 香川県丸亀市 |
Building type | 戸建住宅(新築) |
Complete | 2019.3 |
Director | 関 大樹 |
Designer | 関 大樹 |
Construction | 多田羅建築事務所 |
Photo | 平宅 正人 |