なぜ今、集会所なのか

アパート５棟、総⼾数３２⼾のアパートオーナーであるS さん。
入居者が自由に集い、利用できる集会所の新設を考えていました。
そんな折にお話をいただき、
「アパート住⺠のための集会所とは？」「ここでしかできない集会所の在り方とは？」「アパートの物件価値を高められる施設作りはできないか？」
施設の設計を前に集会所の「在り方」についてS さんととことん話し合いました。

答えはオーナーの思いの中に

高松市⻄部にある５棟のアパート群は全室ペット対応となっています。
市中心部まで車で２０分程度と、好立地にあり、新婚夫婦や子育て世帯の多い地域にありながら、ペットと暮らせるアパートが少ない。
そんな実情から「アパートを建てる時には絶対にペット対応にする」そんな思いで３２⼾まで増えた⼾数の内、ほとんどの世帯がペットと共に暮らしています。

ここにあるべき集会所は、家族（ペット）が限られたお家の中だけでなく、集まって住まうからこそできるコミュニケーションの場を提供することでした。
同じ考えや価値観を持つ仲間との出会いは、地域価値を高め、防災・福祉など地域経営の拠点となります。

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目的から日常へ

集会があるから、行事があるから集会所に行く。そんな目的のための場所から、集会所があることが日常になる。
そのための施設作りや設備の充実を心掛けました。

お家ではちょっとな、でもここなら

シャンプーやトリミング、お散歩の後に足をどこで洗おう？お家のお風呂でシャンプーをすると狭いし、毛の処理も大変。
ペットと暮らす上でのお悩みも、ここで解決します。
集会所内にはペット専用のシンクやシャワー、ドライヤー、トリミングテーブル、トリミングアームを完備。
お家ではちょっと億劫なことも、集会所があると重宝します。

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ペットだけでなく、住人同士が集まって語らうための１０人掛けテーブルも製作。友人や両親が遊びに来た時や、ホームパーティなど、活用方法は住人のアイデア次第。アパートでは手が出しにくいDIY の作業場所としても利用できます。

ここも集会所の一部です

集会所の横には入居者が自由に利用できるドッグランを整備。日中は、アパート内のペットが集まり、ドッグコミュニケーション。２階の窓辺からはネコちゃんが日向ぼっこをしながら眺めています。

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これからもここから

集まって住まうから生まれるコミュニティスペース。これからもここは入居者の手で、入居者のアイデアで拡充を続けます。

ペットのしつけ教室ができないかな？
出張トリミングが来てくれるといいな。
宅配ボックスがあると便利かも。
布団が洗える大型洗濯機があると助かる。

今日もみんなの声で溢れています。
Ruff Ruff!!

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